結婚式で朗読/美味しいお食事

一週間前のことになりますが、大切な友人の結婚式がありました。
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余興を頼まれていて、わたしの大好きな絵本を、仲間とかわりばんこに朗読しました。
これは、わたしが4年半前に結婚式を挙げる頃(か、後だったか)に見つけた絵本です。

結婚式ってとても幸せなもの。

ただ、決めることが本当にたくさんあって、職場のあった静岡と会場の横浜を行き来しながら、引き継ぎ、退職、引っ越しと、とにかくめいっぱいでまったく余裕がなくて、今思うと周りへの配慮も欠けすぎていて、後悔も数えきれません!(もう一度したいくらい・・・笑)

大変な思いをして迎えた結婚式でしたが、この絵本は、花嫁の準備期間がとても丁寧に、すばらしく美しく描かれています。

ーそう、そう、こうしてひとつひとつ決めていくんだよね。たくさんの方に関わってもらったんだよねー
出逢って、プロポーズされて、友達に報告して、ドレスの生地を選び縫ってもらって、・・・とあたりまえの準備の様子が続くのですが、これがねずみさんといえど本当に共感できるのです。

式当日も、とてもあたたかくて、ゲストはおなかも心も満たされてみんな笑顔。

そしてしっとりとした幸福感が漂うような終わり方。


今回の主役である新婦からも、準備が大変だ〜と何度も聞いていたので、「それでも、今日が迎えられてよかったね。おめでとう。」の気持ちをこめて、この絵本を選びました。


マイクを通しての朗読は3年ぶりくらいでしょうか。
少しだけ、朗読のサークルにいたことがあります。

ほとんどがご親族というアットホームな披露宴。
とっても緊張したけれど、声を出しているうちに喜びに変わりました。
途中で感極まって、自分が泣いてしまいそうでした。

あとで新婦から、「朗読を聞きながらおばあちゃんがハンカチもって号泣してはったのがすごく印象的でした」と教えてもらって、ああ、よかったなあと。嬉しかったです。


「盛り上げて、お祭りみたいに楽しいことして!!」
と言われていた余興。

この後は、ガラッと趣向を変えて、人の前に立つことに慣れている(そしてアドリブのきく)夫にマイクをバトンタッチ!

誰もが知っているテンポのいいラブソングを流しつつ、ご親族も私たちもまだ知らないあんなことやこんなこと質問タイム!!とあいなりました。
いや〜、夫、さすがでした、ちゃんと笑いをとってました(笑)。
そして、照れまくる新郎新婦がかわいすぎました。
あ〜楽しかった!!

それにしても、普段は麻か木綿しか着ない、メイクもほとんどしないようなとってもナチュラルな彼女が純白のキラキラなウェディングドレスを身にまとっている姿は、言葉にならない感動。涙があふれて大変でした。



彼女と出逢ったのはちょうど1年前。

わたしはパティスリーで週6日働いていて、もちろん土日はお休みできません。
第一回目のVege&Fork Marketは、自分の勤めるお店にフライヤーを置かせてもらい・・・興味を持って手にとられたお客様にすかさずお声をかける、という程度のことをしていました。
それが、当時のわたしにできる精一杯の広報活動でした。

マーケット開催の二日前。
そのカップルは初めて来店しました。

とても興味深そうにフライヤーを見ている彼女に、わたしは声をかけました。

自分の友人が主宰していること、はじめてだけれどきっと素敵なマーケットになること、当日のボランティアをまだ募集していること。

話をすると、彼女は目をキラキラ輝かせて、「行きます!連絡してみます!」と嬉しそうに答えてくれました。


そしてマーケット当日。
本当に彼女は現地に行き、オープニングで来場者にクッキーを配るなど、マーケットを盛り上げるお手伝いをしてくれたのだそうです。

そこには、わたしたち夫婦の共通の友人(女性)が、やはりボランティアに来てくれていました。

驚いたことに、パティスリーで逢った彼女と、もともとの友人が、私不在のところで意気投合。

ふたりはその日にとっても仲良くなって、その後もちょくちょく会う仲間となり、そこから人間関係がずいぶん広がったようです。
数ヶ月後にやっと私が合流した時には、大きな輪が広がっていました。
奈良、大阪が本拠地の彼女は、わたしとの出逢いで東京ライフが動き出した、とまで言ってくれました。

わたしがしたのは、マーケットの紹介をしたことだけだったのに・・・
知らないところで、自分の行動が発端となって想像以上に物事が動くんだなあと驚きです。

やがて、かつて一緒にパティスリーに来てくれた彼との結婚が決まり、友人と夫と一緒にみんなで引っ越しの手伝いにも行きました。
真夏のうだるような暑さの中、たくさんの品物を詰め込み、運び込み、夜は皆でたらたらと線路沿いを歩いてお蕎麦屋さんへ。
おいしい引っ越し蕎麦をごちそうになりました。
楽しい思い出です。


彼女自身、もともとマクロビオティックの飲食店にいて、現在も自然食品のお店で働いています。
披露宴のお食事を植物性のメニューにできるけどどうする?と聞いてくれたので、お願いしてみました。これが、とっても美味しくて大満足!!

前菜からデザートまで、どれもとても丁寧に料理され盛りつけられて、「はい、かわりのものです」という感じが全くしないメニューでした。
特に感動した炊き合わせ&野菜寿司の写真が消えてしまいショック!!
・・・ですが一部、ご紹介です。

栗と紫芋と長芋、甘すぎず、しみじみしました。
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生麩や大根に、胡桃かな?とても濃厚なコクの豆腐ディップが添えられていました。
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つるんと柔らかな豆乳の茶碗蒸し。もっちりとした生麩などが入っています。昆布出汁がきいていました。
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デザートはフルーツ。通常メニューはいちじくにバニラアイスクリームがのっていましたが、こちらは炊いた小豆。ところが、お砂糖の甘みではなかったんです!デーツかな?ドライフルーツで甘みがついている餡でした。ここまでしてくれるなんて、良い意味で裏切られました!
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お見せできなくて残念なのですが、野菜寿司がとってもきれいで美味しかったです。
一瞬、サーモンかな?と思ったら、きちんと仕込まれた人参さん。
柔らかさはちょうど良いし、味も酢飯とぴったりで、感動ものでした。
他に、焼き茄子?をおぼろ昆布で巻いたものや、ミョウガの酢漬けなど。
シンプルでも、ごちそうです。
最後にハート型で抜かれたお赤飯と赤だしのお味噌汁で、ホッとしました。


結婚披露宴のお食事は、いつもとても素敵で印象に残っていますが、こんなに満足しても全くもたれず最後まで美味しくいただけて、食後感が軽く、いつまでも心地よかった・・・というのは初めてかもしれません。

新郎新婦のふたりも、同じテープルでマクロビオティック関係のお仕事をされている方も同じお食事だったので、特に気がねなくいただけました。

ベジタリアン対応、って言われるととても一般の日本人からかけ離れているような特別な人のような印象で、わたしはあまり好きではないのです。
野菜が好きな人向けのメニューとして選べるようになって、もっと広まったらいいのになあと思う今日このごろです。

メルパルクのコックさん(板前さん?)、きっと研究していらっしゃるんだろうなあ。
ごちそうさまでした!
by rapisblue2 | 2011-11-19 14:38 | ステキなおともだち
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