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安藤哲也さんと大葉ナナコさんのトークライブ(2)

※このイベントの趣旨についてはこちらをご覧ください。
安藤哲也さんと大葉ナナコさんのトークライブ(1)


イベントの雰囲気

こちらのトークライブ、あくまでも安藤さんがDJで大葉さんがゲスト、私たち参加者はその番組の観覧者でいてね、という雰囲気づくりになっています。受付を済ませたら、会場後方に用意されているドリンクやお菓子などを自由に召し上がってくださいねとアナウンスがありました。確かに19時から21時半という時間帯、おなかがすきます。仕事後直行の方にはうれしい心遣いですよね。私は最近お気に入りのドリンクをタンブラーで持参していたのでいただかなかったのですが、私が備え付けのドリンクカップを持っていないことにお気づきになったようで、安藤さんと大葉さんがご丁寧に「どうぞ、飲み物ありますからね」とお声がけしてくださり、うれしかったです。

参加者は半分くらいはお知り合い同士?という雰囲気。始まる前安藤さんから「初めてですよね?」と確認が入りました。安藤さんファン、タイガーマスク基金の支援者など、毎回のように参加されている方もいるのかもしれません。
大葉さんのところで誕生学を学んですでに個人で活動されている女性や、
スーツ姿の男性、PC持ち込んでトーク内容をその場で打ち続ける方も。

スクリーンにはタイトルと写真が映し出されていて、時間になると音楽が流れ出し、「皆さんこんばんはー!」とスタート。すぐにに本題に入るのかと思いきや、まずは安藤さんがピックアップした最近のニュースのコーナーで、週明けの成人の日にちなんで「新成人の人口について」。スクリーンに人口推移の表やグラフがどんっと出てきました。あれ?と気が抜ける感じ。でもこれがちゃんと後の話題の伏線になっていたと後でわかりました。さすがです。


日本の人口推移を考察する

今年の新成人は男性65万人、女性62万人の計127万人。3年連続で過去最低を更新中で、人口減少が確かに進んでいます。(表は総務省統計局HPより)
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こちらは人口ピラミッドと呼ばれるものです。1枚目は2015年、2枚目は2060年の予測。国立社会保障・人口問題研究所HPより)
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こう見せつけられると、けっこう暗い気分になります。かつては若者20人以上で高齢者1人を支える「胴上げ型」と呼ぶほどの充実ぶりだったものが今は「騎馬戦型」(3人で1人)になってきていて、そのうち「肩車型」になるだろうと言われているそうです。
本来なら団塊の世代の孫にあたる代で第三次ベビーブームが来るはずが、まったく来なかったというのもこのグラフで明らかになっており、国の政策が問われる問題となっています。


お見合い結婚のススメ

大葉さんのご意見が興味深かったので、一部ご紹介します。
1960年代はなんとお見合い結婚が50%だったというお話です。
だからこそ、今の人も恥ずかしがらないで積極的に婚活したらいい、信頼のおけるきちんとした相談所、紹介所への登録がおすすめ!とのこと。
出会いは、学生時代か職場か、の2種類しかないのが普通なのだから、そこで見つからなかったら積極的に動きましょう、と。「自分だけモテない・・・恥ずかしい」なんてことはなくて、本当はみーんな出会いがないの!出会いたくても出会えてない人が多い!と力強くおっしゃっていました。

実は私の知人(女性)でも、職場では出会いがないと見切りをつけ、25歳の若さでさっさと相談所に登録、多くの男性から申し込みがあり、そのうちの一人と半年でゴールインして1年後には赤ちゃんを授かった方がいます。そのスピード感たるや目を見張るものがありました。お互いに「結婚前提」で会うからこそですね。このご夫婦は本当にいつ会っても仲が良くてニコニコと幸せそうで、本当に良かったね、とこちらまでうれしくなります。出会い方は関係ないんだなあと思わされ、おかげで私自身のお見合い結婚への印象もガラリと変わりました。ただ、婚活がブーム化しているのもあり、どんなところに登録するかは当然ですがよく吟味したほうが良さそうです。
大場さん曰く、だいたい会って7人目と結婚するという統計もあるとのことでした!

私自身は学生時代からの恋愛結婚(26歳)ですが、実は23歳くらいの時に、お世話好きな方から、とある年上の男性とのお見合いの話を持ちかけられたことがあります。びっくりしました。確かに当時は仕事が恋人みたいになっていたので、出会いもないだろうと心配してくださってのことだったのでしょうが、一応留学中の彼とつながってはいたので、お会いするまでもなくあっさりお断りしました。彼氏の存在を伝えたところ、「あら、そうなの!いるのね!」と、それはそれで喜んでいただけましたが(笑)。
お世話にはなりませんでしたが、ありがたいことだったなあと思います。あの写真の方、お顔は覚えていないけれど、素敵なご縁できっとご結婚されたことでしょう。


妊娠出産への意識の違い

1960年代はまだ自宅出産が半数だったというお話がありました。出産が医療扱いになった歴史はまだとても浅く、今の52歳の方の半数は自宅で誕生した人なんだそうです。意外でした!東京近郊は病院出産が多かったとしても、田舎はまだまだ自宅出産が当たり前だったのですね。

出産先進国と言われる英国では、「能ある助産師は手をクッションの下に隠す」という言葉があり、彼らが最も優秀とされていて、助産師はあくまでも母親が産む力と赤ちゃんが出てくる力を見守る存在であることが広く知られているというお話もありました。バースエデュケーターという出産準備をサポートする資格保持者も認知されており、欧米全体では3万人近くいらっしゃるとのことで、日本との違いにびっくり。

日本でもこうしたスタンスの医師や助産師さんはいらっしゃいます。私はこれまでに吉村正氏や、大野明子氏の著作を読んだり、私の周囲で慕われているバースハーモニーの助産師・斉藤純子氏のお話を伺ったりしてきて、そこで見聞きしたことがベーシックにはなっています。吉村先生については吉村医院のドキュメンタリー映画も観たのですが、確かにお産の間、じっと座っているだけでした。そのかわり、妊婦さんの食事内容、体づくりがとても厳しいことで有名です。パクパク食べてゴロゴロしていると難産になる、と一蹴。大野氏も、妊婦の安静第一は嘘、自分で産む力を鍛えよとキッパリ。(もちろん場合によります。また、やる気のない妊婦は最初から受け入れないのです。)けれど、一般的にはどうしても高度経済成長で広がった「できるだけ大きな病院が安心」という意識が根強いという実感はあります。

「日本はカスタマー精神が強いよね」とおっしゃったのは安藤さん。そこに大場さんが「そうそう、院長が出てくると自分のブランド感が高まるみたいなね!」とかぶせて、一同爆笑。それなりの地位の医師がきちんと対処してくれると安心する、嬉しい、みたいなところは確かにあるような気がします。これは病院でも助産院でも同じではないでしょうか。私は正直なところ、後の母体と赤ちゃんのケア含めてできるだけ医療介入のないお産を支持したいですし、ほのかに憧れも抱いていますが、年齢、体質、体力、精神力、自宅との距離、そして家族の想いなど考えるべきことは多岐に渡るので、冷静に検討することが必要だと思っています。


ところで・・・安藤さんは、上の人口ピラミッド2枚目を「ムンクの叫び型」と呼んでいるそうです。「だってこうやって(両手を頬にあてて)叫んでるみたい、ね、そっくりでしょ?」と。
「それに、この話は深めるとみんな貯金しなくちゃとか考えだして胃が痛くなっちゃいますから、このへんにしておきましょう」ということでこのコーナーが終了。場がちょっと和んだ瞬間でした。

※追記※
大切なことを忘れていました!
安藤さんがおっしゃっていたこと。
見てわかるように、少子化じゃなくもう少子になっている。

国は少子化対策やっているけれど、もう少子化対策じゃなく、少子時代をどうやってhappyに生きるかをみんなで考えていくことのほうが必要!


(3)につづく♪
by rapisblue2 | 2014-01-14 13:40
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