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激動の1年、ありがとう

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こんなにさびしがりやだと思わなかったなあ・・・

家族に会いたい
毎日だとけんかになっちゃうから
逃げ出したくて仕方なかったけど
今は毎週でも帰りたい
うちのごはんが食べたい
色んな種類のおかずを少しずつ
薬味はどっさり入れて
テレビみて爆笑する 批評する 語る 情報交換する
ひとりってさびしいなあ・・・

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今週は一度も村を出なかった
ずっと出なかった
仕事漬けだったし くたくたで
睡眠を少なめで

でも
ケース書いたり
◯◯さん(上司)の仕事手伝ったり

そのあと歌やダンスの練習もしたり
結局毎日D勤みたいなものだった

◯◯とやりあったり
◯◯のことで悩んだり
すごくエネルギー使ってた

すごいな
なんか私がんばってた今週

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いろんなことをしても
なんか空しくて
すうっとしない
充実感を味わえない

なんかこう
自分の体の中に くすぶっている何かがあって
頭の中がまぜこぜの料理みたいに複雑で
きゅうっとしめつけられるような

おちつかない
ソワソワする
何かしていても
別の何かのことをすぐに思い出す

このクセ
どうしたらなくなるのかなあ

したいことがたくさんあって
休みが終わるのがこわくて

おちつける
何かを
いつも探している

そう
おちつけるもの

おちつけるものって何?


今日ふと気づいたのは

ステンレスのボウルでケーキの生地を
かきまわしている音
カチャカチャカチャ・・・
チャッチャッチャ
ウィーン

ひろがる 漂う 甘いかおり
香ばしいかおり
オーブンをあけたときの熱く重みのある空気、風、のぞきこむ笑顔

それが好き

おちつく
うれしい
自分をみつめられる

数えきれないほどやったお菓子づくり
数えきれない失敗作
いろんな思い出

好きな人に
おいしいものをあげたい一心で
夜中までかかって焼き続けたこと

味見をしてても心配で
おいしいのがまずいのか
わからなくなったこと

思えば
私のお菓子作りは
私の成長記録かもしれないね

いつもいっしょに並んで歩んできたの
私のいちばん困ったさんな時代にね

どうもありがとう

どうもありがとう

粉に
バターに


おさとう

果物

ナッツ、リキュール




いろんな材料 道具に

ありがとうの気持ちを贈ります

これからもずっと私のそばに
私のまわりの人に「おいしい」の
笑顔をおくるために

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気づいたことは
自分が今の仕事
今の生活
子どもとのやりとり

そういうものをすべてを
楽しんで
感謝して
前向きになりはじめてから
皆が寄って来るようになったのかなってこと

本当に突然増えたの
とくにちびは顕著に違う

やっぱり努力って報われるんだなと思う
あきらめないことってすごく大事なんだと思う
◯◯(子どもの名前)もまだまだだけど
前よりついてくるようになった
◯◯も変わったんだろうけど
私の発想や接し方の転換もあった

これは
同じようなやりとりとかを何度も何度も繰り返して
その中から自分で学び
考えてきたことの結晶

相手を知ろうとするということは
自分を知ることにもつながったんだよね

先輩のまねをしただけじゃ
うまくいかないのもよくわかる

親になって初めてわかることが
きっときっと たくさんあるんだろうなあ

もっとすごく
強烈な感情を
いっぱい味わうんだろうな

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以上、2004年の覚え書きノートより。

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いちばん近いコンビニが歩いて40分、バスは18時で終了という田舎で寮生活しながら福祉施設に勤めて3年目、アメリカにいる彼(今の夫)との遠距離も同じく3年目。
飲酒運転の相手との交通事故や、人間関係の問題など色々なことがあって、身体的にも精神的にも参っていた頃。

広くてきれいなキッチンで気持ちよく料理やお菓子作りがしたくて、勉強というよりはその一瞬楽しむためだけに通っていた料理・製菓教室のレッスンや、休日に市内のお気に入りのケーキ屋さんやパン屋さんに行く時間が好きで。(もちろん当時は、卵、バター、白砂糖、生クリームたっぷりの洋菓子を作っていました。)

内心、「このケーキ屋さんで働けたらいいなあ」と思う自分がいました。
でもそれをかき消して、「確かにこのケーキ屋さんは美味しいしステキだけど、私は施設で働いてお給料をもらっているからここに来られたんだ、ちがうちがう」ということを頭の中で繰り返していました。

もちろん仕事はとてもやりがいのあるものでした。
人間の汚い部分と美しい部分をとことん思い知らされるような仕事で、一日一日が濃密でした。
外を見て、休日を楽しむ器用さがありませんでした。
20代の前半を捧げ切ったと言っても過言ではないくらい、本当に身を粉にして、一生懸命で。
メール、チャット、電話でなんとかつないだ彼との関係はお互いにやっぱり全然わからなくて、9割は想像、そして信じるのみという中で、仕事は私の生きがいにさえなっていました。

「あなたは何者なのか?」

と問われたら、戸惑ってしまっていたはずです。
「ここで働いています」という説明文をとられたら、自分には何が残るのか。
・・・それを想像することを恐れていました。



上記の内容が書かれたノートとほぼ同時に、施設を退職、結婚して2年目、2009年の年初めに書いたノートも出てきました。幼稚園に勤めている時です。

なぜ今の仕事についたのか、
ぜひもう一度会いたいと思う人は?それはなぜか、
一番好きな言葉は?それはなぜか、
一番好きな本は?それはなぜか、
今まででいちばん充実していた仕事は?、
家族、友人との思い出でそれぞれ一番楽しかったことは?それはなぜか、
これまでの経験で貴重だと感じたこと、感動したことは?
憧れの人は誰か?それはなぜか、

それぞれについて、自分の想い、考えが書いてありました。

そして次に、2009年の可能性について、自分はどう生きていくのか、どうありたいのか、それはなぜか、そのためにどうしていくのか。


まだ、マクロビオティックもよく知らない時です。



その時、考えて考えて、頭を捻りながら書き綴ったその大量の文章や、単語や、矢印や、色ペンの囲い、
すべての思考が、今の私には当たり前のことになっていました。

そして、ケーキを作って笑顔を、という願いを、
楽しい、これが好き、大好き、ほっとする、という気持ちを、
ちゃんと認め、叶えた自分になりました。


後半の半年はそれこそ弾けたように、どんどん外に出て行き、たくさんの方とお会いしました。
ひっそりと始めたこのブログは、いつか一日100人の人が見てくれるようなブログに、という目標を達成しています。

『かぼちゃのおうち』としての活動は、自分が思っていた以上に充実していました。

Vege&Fork Marketへもやっと直接的に関われるようになり、その想いが確かなものになりました。

夫婦で一緒に何かやってみよう!という妄想を、本当に実現することができました。

想いを同じくする本当にすばらしいご縁にたくさん恵まれて、来年これがどんなふうに広がっていくんだろう?と、楽しみでなりません。


激動の2011年、
本当に、ありがとう。

今、夫が年越し蕎麦のつゆを作ってくれています。
切り干し大根と、昆布と、椎茸の出汁。米飴ちょっとと、醤油だそうです。

穏やかで幸せな、笑顔の年越しです。


正直、20代は苦しいことのほうが多かったかもしれません。
でもある時、気づきました。
苦しくなる方法ならいっぱい知っている。
だったら、その逆をすれば、幸せになれるはずだと。

小さなことに喜びや幸せを見いだし、人一倍感動することができるのは、純粋だからというよりも、これまでの苦悩のおかげかなあと思っています。

30代に入った今年は、あらゆる意味で忘れられない年です。
 〜年末、友人と横浜に行きました。大桟橋からの夕日と、海と、冷たい風と、あったかいお茶と。
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来年も、美味しいものそうでないもの食べて、きれいなものやそうでないものに触れて、喜怒哀楽たくさん味わって、きっとぐっちゃぐちゃで、でもめいっぱい感謝し、楽しむ1年にします。


ありがとうございました!
そして来年も、よろしくお願いいたします。

Reiko.
by rapisblue2 | 2011-12-31 23:58 | まじめなお話

2011年かぼちゃのおうちのクリスマス(2)

(1)に引き続き、今年のクリスマスに作らせていただいたケーキです。

テーマはギフト、星のモチーフなど。側面には羽ばたく鳥のクッキーや薄くスライスした苺のデコレーションなど。
小麦アレルギーの方が召し上がるということで、スポンジ、クッキーともに米粉で作りました。
卵、乳製品、砂糖、そして小麦フリーのケーキです。
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好きなフルーツはぶどう、みかん、苺。1歳のお子様を囲んでのクリスマス。
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「お花」がテーマのお誕生日ケーキ。側面にもクリームとクッキーでお花。茎はキウイ。
裏側には、ウサギの顔の形(お子様のお名前入れ)とくまの顔の形(お父様のお名前入れ)のスポンジ。
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シルバニアファミリーの森のようなケーキ。裏側にはとびはねるウサギのクッキー。
リクエストで、中にはいちごがたーっぷり!!
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そしてこちらは、サプライズプレゼント!
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イブがお誕生日の仲間には内緒で、パートナーやお友達から「こんなの作って!」とリクエストがあり、初めての試みでしたが、一生懸命作って、ていねいにていねいに持って行きました。
最後の最後で登場。とてもとても喜んでもらえて、皆で一緒に食べる、というステキなひとときを過ごさせていただきました。赤と黒のイメージだということで、大人だけのパーティだったのでカカオマスもココアもたっぷり使ってリッチなショコラケーキにしました。中は苺とブルーベリー。
U2大好きな彼のために、上にはギター、側面にU2の文字をびっしりと。
ギターは、夫が弾いている部屋にちょくちょく尋ねていって(笑)、じーっと観察しては制作に戻るを繰り返し、最終的にはキッチン横で持って立っていてもらいました。
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そしてこちらふたつは、お客様のケーキが終了し、奮い立たせて25日の夕方から作った、親戚のクリスマスパーティのためのケーキです。
クリスマスの文字が途中で切れてしまいましたが、このまま持って行きました!
苺とブルーベリーとキウイのショートケーキ、バナナショコラタルト。美味しかったです♪
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以上、2011年かぼちゃのおうちのクリスマスでした!
by rapisblue2 | 2011-12-30 22:40 | 彩り

2011年かぼちゃのおうちのクリスマス(1)

12月に作らせていただいたものを、2回に分けてご紹介します。

まず、Yurigaoka English clubのクリスマスイベントが3回ありました。
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読売ランド教室ではソイクリーム、そしてMaru。さんでは今回初めて、バニラビーンズをたっぷり使ったお豆腐のクリームのケーキをご紹介。

このほか、ご近所ママ友さんたちのクリスマス会でもご注文いただき、ホールケーキを作らせていただきました。

クリスマス前には初めての出張のお仕事、お客様のご自宅でお誕生日ケーキを仕上げるという新しいチャレンジもありました。
この件はまた改めてゆっくりと。

CAFE KIRAKIRAのクリスマスについては、お店のブログをご覧ください。
[X'mas プレゼント]いつもとはまた違ったKIRAKIRAの魅力満載の2日間でした!


そして迎えた23日〜25日、ご予約いただいたクリスマスケーキ、お誕生日ケーキのお渡しです。
自宅近くまで取りに来ていただける方であること、事前に「こういうケーキです」と写真をお見せできないなど、きびしい条件だったにも関わらず、お申し込みをいただき、楽しみにしてくださった方々、本当にありがとうございました。
それぞれのお客様のお好きなフルーツやイメージを伺い、中身もデコレーションもすべて違うものになりました。
種類は、ソイクリーム、ショコラクリーム、パンプキンクリームの3種。
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(2)へ続きます。
by rapisblue2 | 2011-12-29 23:45 | 彩り

でんしゃ大好きな男の子

昨日は、夫の小学校時代の友人たちが遊びに来てくれました。
ひとりは海外で生活していて、毎年この時期にだけ帰ってくるのです。わが家で、このメンバーで会うのが恒例になりつつあります。

1歳半の男の子、電車が大好き。
持ってきた新幹線のおもちゃを、あらゆるものをレールにみたてて走らせていました。
「でんしゃ!でんしゃ!」

キッチンに入ってこようとするので、
キッチン入り口前、トマトジュースの箱にこんなものを描いて置いてみました。
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不思議そうに立ち止まった彼。
次の瞬間、「でんしゃ!!!!!」

線路と認識してくれました(笑)。

それから左右の線路にマスキングテープをつなげ、床に張り巡らせて、トンネルも作って・・・
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「でんしゃ!でんしゃ!!」
夢中で遊んでいる姿はとっても愛らしかったです。

急遽決まったことでしたが、料理4品+ごはん+汁物+食後にケーキも作ることができて、冷蔵庫のお掃除もできて、たのしく遊べて、すてきな日になりました。
料理は好きでも「ねばならない」「これは◯でこれは×」という思いに支配されがちだった私はけっこう苦手意識が強かったのですが、結婚してからというもの、社交的な夫のおかげでたくさんの方をお招きするようになり、気づいたらワークショップなんて開催するようになって、おもてなしそのものにも、自分らしい料理で表現をすることに慣れてきました。

手みやげでいただいた苺【あまおう】と、ポーランドの美味しいチョコレートも一緒に。
バナナとお豆腐たっぷりのスポンジと、ブルーベリーの即席ソイクリーム、キウイ、苺、バナナ入り。
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そうそう、男の子が、玄米ごはん(生まれて初めて)をいたく気に入ったらしく、もりもり食べていました。特にわたしも大好きな、ナッツと極上醤油でつくったおむすびをおかわり。ひとつは、くまさんのクッキー型で型抜きしてみました。


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クリスマス翌日はさすがに一日寝ていて、でも起きたとき「一日勿体ない・・・」じゃなく、「あー、こんな日があってもいいよね!がんばったもの!」と素直に思えました。

翌々日はこんな感じの一日で、「急だったのにステキなおもてなしありがとう!」と夫からのご褒美(笑)で、レイトショーデートをしてきました。
観たのはわたしのリクエストでステキな金縛り
豪華キャスト、細部までとにかく感心してしまう脚本!楽しくて可笑しくてよく笑ってきました。


行き帰りの車の中では、改めて、子どもと関わっていた私の姿を見ての肯定的なフィードバックをくれた夫。
彼はここ半年くらい、「保育者ってファシリテーターだ」と感じる出来事が多かったようで、よくそう言っていました。

確かに、大学時代はあらゆる授業で徹底的に意識改革をさせられました。
「子どもに〜させる」より
「子どもが〜するように促す」「子どもが学ぶ意欲を持つ環境をととのえる」である、
「大人の理論を教え込む」「誘導尋問で正解を答えさせる」より
「子どもの気持ちに寄り添って、共感をしめす」「時に素朴な質問をし、子ども自身が気持ちのよい答えを自ら出すように見守る」であると。

(もちろん、頭ではわかっていても、実際の現場では、時間、職場の方針、人間関係など色々な制約がある中で、そうもいかないよっ!!と思うこともたくさんあり、葛藤はつきものでしたが。)

子どもに良い子、悪い子とレッテルを貼るのは大人であって、それは大人の社会、大人の都合からの視点であって。
大人と一緒で、子どもも確実に「自分を理解してもらえる」と感じるとほっと安心して落ち着き、輝くものですよね。


わたしも夫のファシリテーターという仕事に関する話をよく聴いていて、とても共感する部分があるのです。
だからこそ想いが重なって、夫婦でワークショップを開催するという流れになりました。
今回もまたひとつ共通認識ができました。

おもてなしとは、また別の日になった気分でした。

次回のワークショップは1月末に開催予定です。
by rapisblue2 | 2011-12-28 23:09 | ステキなおともだち

未知の世界は最高でした!

三日間のクリスマスケーキのお渡しが終了しました。

作ったケーキは、やっぱりどれも違うものになりました。

「どれがいちばん◯◯だった?」

という質問には答えられません。11台、どれもみんなイメージを膨らませて大切に作りました。


お客様のケーキお渡し後、親族のクリスマスパーティ用のケーキとタルトを仕上げ、夫と一緒に車に乗り込んだ瞬間、なんと思いも寄らず、ぐぐぐっとこみあがってきて、涙が・・・。

やりきった感がいっぱいでした。


買い物に出ると、デパ地下でもちょっとした商店街でも、当たり前のようにケーキ屋さんがあって、コンビニにだっていつでもケーキなどスイーツがずらりと並んでいる時代。
ごはんがケーキ、なんていう人だっています。

ひと昔前はケーキなんて普段目にすることなんてなく、本当に本当に憧れの特別なものだったと年輩の方から伺って、わたしは皆様の大切なアニバーサリーケーキの作り手として、この時代にこそそのくらいの本物感、特別感、感動をお届けしたいと強く思うのです。

期間中、夫が出先から帰ってきて、「どのケーキ屋さんも行列だったよ」と教えてくれました。
対してかぼちゃのおうちは今回、お客様9台と親族用2台だけで、限界値に近い数でした。

お呼ばれパーティにも行かず、夫と料理をしてクリスマスの雰囲気でディナーということもせず、親族のクリスマスパーティにも行かないで、夫をもっともっとこき使いまくってピリピリしながらだったら、台数をこなすことができたかもしれません。
でも今のわたしは、それをしたら違うと感じています。

※昨日の親族パーティのビンゴで手にしたもの。なんと、一日目にパーティに行ったお宅で「これいいなあ〜」と思ったもの。景品の中にあり、見事に一番でビンゴになり、迷わず選びました。
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大切なものを大切にして、きちんと抜くところは抜いて、
いつも新鮮な気持ちで、
そして
ああ、幸せだなあ、楽しいなあ、という感情を味わいながら作れることを選びたい。


改めて思ったのは、そうやってケーキを作ることが本当に好きなんだなあということでした。

だって、お客様の分が終わって「おわった〜つかれた〜・・・ふう〜」となったのに、親族用にとりかかった瞬間、またワクワク幸せを感じている自分に気づいたんですもの。

「やだーわたしほんとにバカだね!やっぱり作り始めると幸せなんだよね〜ほんとに好きなんだわっ!」

と笑いながら自分にツッコミを入れていました。

しかも、あれだけ作って味見もたくさんして身体がケーキになってしまうよ!というくらいだったのに、パーティで切り分けるとやっぱり自分も食べたくなって、ちゃんと一切れ食べて、「おいしくできたね!良かった〜」と自画自賛。
しょうもないですね、ただの食いしん坊です(笑)。



・・・本当に、想像以上に深くて大きくてあたたかな3日間でした。

ちょうど休みに入り、とことんサポートしてくれた夫に心から感謝しています。

私が作業しやすいようオーブン周りの配置を一緒に考えてくれたり、気持ちの良い音楽をかけてくれたり、足りないものを買ってきてくれたり、
まったく邪魔をしないタイミングでスッと道具の洗いものをすませてくれたり、
原材料説明の用紙を印刷してくれたり、
箱を組み立てる、袋を準備するといった、ちょっとしたことなのだけれどやっておいてもらえるとすごく助かる、というようなことをやってくれたり・・・

そして、集中している時は話しかけてこないが、わたしが「うわ!これ見て!すごくかわいくできたの!」「美味しそうだなあ、私が食べたいなあ」と言えば「どれどれ」と来てくれる・・・というのもありがたいポイントでした(笑)。ここは夫婦4年目といえど、つきあいは既に12年になるので、本当によくわかってくれています。

そんな夫が、「ヨメ馬鹿?」と自分で笑いながら、スライドショーでクリスマスソング付きのケーキ作品集を作ってくれて、子どもみたいなキラキラした目で、嬉しそうに見せてくれました。
わたしは小っ恥ずかしくて、それを親族の皆の前で流すなんて〜とたまりませんでしたが、この人は本当に心から応援してくれているんだなと感じて、許せてしまいました。

ケーキの写真は、改めてupさせていただきます!
by rapisblue2 | 2011-12-26 11:17 | だいすきパートナー

メリークリスマス♪

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一日柔らかくて冷たいものばかり扱ってケーキを作り、甘い香りに包まれ、味見もしていると、夕方には、きちんと火を使ってフライパンで素材を料理したくなるのです。
そんなわけで、手のこんだものはできないけれど、ちょっとはクリスマスモードを楽しめました。
ケーキ作りの材料色々やソイクリーム副産物のホエー、昨日の玄米ごはん、数日前の少し残ったチャーハンなどを使って得意のリメイク料理。
雑だけれどとっても美味しくできて、夫とふたりで一息つけて大満足!!

昨日も、夜はお呼ばれのホームパーティでしっかり楽しんできました。
常に新しい表現をしていく(ケーキを作る)なら、自分もステキな経験をたくさんしてこそ!と思っています。

最終日もたのしくケーキ作ります♪
by rapisblue2 | 2011-12-25 00:43 | おいしい!

クリスマスケーキ 明日から

昨日、今日は大好きなCAFE KIRAKIRAの年内最終営業。
ご予約の方に、クリスマスのコースメニューをお楽しみいただきました。

いよいよ明日から3日間、かぼちゃのおうちスペシャル♡クリスマスケーキのお渡しです。

ご近所さんも、遠方からお越しくだる方も、ありがとうございます。

「ケーキ屋さん」としては決して多くはない数かもしれませんが、メールでお伝えいただいた内容をご予約伝票に書き写して並べると、なんとも言えない喜びと、ずっしりとした責任感と、そして皆様の温かさを感じます。

この半年、わたしが一人でやってきたように見えることは、すべて、Maru。さんの丸岡さんやお客様、Yurigaoka English clubの藤澤さん、CAFE KIRAKIRAのTOMOKAさん、ブログをご覧いただいているたくさんの皆様の応援があってのことでした。
※後日リンクはります♪

Maru。さんでいつもスイーツを召し上がってくださっていて、かぼちゃのおうちのスイーツの大ファンです!という方から、年明け以降のお誕生日ケーキのお問い合わせもいただき、本当に感動しているわたし。ただお買い物をしていても、道を歩いていても、なんだか勝手に「みんなわたしのこと応援してくれているー・・・」と勘違い?して、感動して、パワーがみなぎってきます!

他にも最近、嬉しいことが色々とありました。
クリスマスが終わって一段落ついたら、またゆっくりこちらでご紹介します。

この3日間、どんなケーキが生まれるか、どんな自分と出会えるか。
かぼちゃ色のエプロンをして、未知の世界に行ってきます!
by rapisblue2 | 2011-12-22 22:51 | お知らせ

「さむいけど・・・たのしーけーき」

8歳のお誕生日ケーキ。
こんなケーキがいい、と、ご本人がイメージ画を描いたとのことで、
事前にFAXで送っていただいたのが、これ。
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手にとった瞬間、思わずにこにこ♪ そうだねえ、たのしいケーキがいいよねえ。
この絵だと、雪だるま×猫?の不思議なキャラクターは立体的になっている感じだったので、ここは再現してみようと思いました。
そして、苺やキウイ、リボン、プレゼントの箱、ツリー、口金で絞ったクリームなど、色々なものがきちんと描いてあって・・・この世界感を、まったくそのまま表すことはできないかもしれないけれど、きっと期待に胸を膨らませているはずだから、
わたし自身もできるだけ子どもの気持ちになって、大人の都合で妥協せず、とことん!で作業しました。

できたのは、こちらです。(お客様がゴージャスに盛りつけたお写真)
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雪だるまにゃんこ(と勝手に命名)は、頭と体にそれぞれ一粒ずつ苺が入っています。頭のは、バケツも兼任。
フルーツは苺、キウイ、りんご。
苺は中にもたっぷり入っています。
キウイは星型やハート形で抜いたりもしてみました。
りんごは少し火を通しています。

「ちょこか、しょーと。」
と書いてあったのが気になって、一段目はキャロブやナッツやレーズンなどで作ったフィリングを使い、チョコ風味も楽しめるようにしてみました。
一緒に、クランベリーとぶどう果汁を合わせたあまずっぱいラベンダー色のクリームがサンドしてあります。
次の段は苺びっしりにしました。

このケーキは、完成に至るまでにいろいろなアイディアや技術が必要で、緊張ポイントが多くて、お渡しの後にはぴーんと張りつめたものが緩み、へろへろ状態。おかしなテンションになり、もう何もできませんでした。そんなわけで、晩ご飯は久しぶりに夫担当(笑)。
シンプルな大根のお味噌汁が美味しかったこと・・・!!

でも、なんというか、ほのぼの〜リラックス〜の幸せとはまた違った形で、作業中、滝に打ち付けられているみたいな(?)勢いのある「シアワセーーーーー!!!」ポイントもとても多かったです。

このサイズに乗り切らなかったので、お名前を書いたツリーの形のプレートと、プレゼントの箱の形のクッキーは、別添えでお渡しさせていただきました。

お子様のイメージ図を事前にいただいて、それを見ながらのケーキ作り。
初めての試み、トライしてみた感想は。。。


「1ヶ月に一件くらいなら、やりたいな♡」



でした。ご予約は、お早めに(笑)♪

【お子様の直筆】というのに弱いのです、かなりエネルギー注ぎました。


・・・面白いことに、一日たって写真を見ると、本当にわたしが作ったのかしら?と思ってしまいます。いえ、もちろん記憶はしっかりあるのですが、おそらく、自分ひとりでは絶対に生まれなかったデザインだからでしょう。不思議な、新鮮な感覚です。

ステキな絵を描いた8歳の彼女に拍手!!
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ケーキを見て、歓喜の図。とっても喜んでいただけたそうです!!よかった〜、ホッ♪♪♪
あー、こういうお写真見せていただくと、本当に本当に幸せです。


最後になりましたが、今回ご注文くださったのは、もみの木台にある雑穀パンのお店たねまきさんでした。
卵、乳製品、砂糖なし。雑穀をふんだんに使って、丁寧なお仕事をされている、がんばりやのお母さん。素材の安全性について、環境についてなど、真摯に取り組んでいらっしゃる姿には頭が下がります。
雑穀のお料理教室、パン教室も開催されていて、わたしも一度参加しましたが、とても豪華で美味しくて楽しかったです。→【雑穀でパーティメニュー】

毎週金曜日のみオープンですが、遠方からもお客様がいらっしゃる人気のお店。
ふんわりとしていい香りのするパンやおやつは、種類も豊富です。
年内の営業は来週23日で終了、1月は放射能の自主検査などに時間を割くためお休みするとのこと。
気になる方はぜひ一度足を運んでみてくださいね。
わたしが心から応援したい、そして支え合えたらいいなと思う、ステキなお店のひとつです!
by rapisblue2 | 2011-12-18 08:22 | お知らせ

12月18日(日)サラデコ食堂オープン!!!!

こちらでの告知が大変遅くなりましたが、明日12月18日(日)、南町田にステキなお店がオープンします。→サラデコ食堂
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明日はオープンフェス!!
おいしい野菜やお菓子、パン、雑貨などのお店が並ぶオーガニックマルシェにライブ。
監修はVege&Fork Markt
青葉台発/地元のエコ発見メディア森ノオトでも紹介していただいています。嬉しいな。

わたしは今回のオープンに向け、Vege&Forkスタッフとして何も協力できていないのですが・・・
これからどんどん面白くなりそうな、色々な可能性を秘めているスペースなので、じわりじわりと動いていけたらいいなと思っています。

明日は午前中のvegeyogaの託児後、のんちゃんと一緒に向かい、スタッフタグ下げてうろうろしている予定です。タグはたぶんリーダーのはからいで、かぼちゃ色(笑)。
夫とも合流。
18時からのパーティにも参加します。こちら、どなたでも参加可能です。

のんちゃんは、すごいです、大活躍!!
オープンするサラデコ食堂のスタッフとして、FIKAとして、Vege&Fork Market主催者として!!
考えられないようなスケジュールをこなしていると思われます。

ご来場の方は、どうぞ温かくしていらしてくださいね。
知っている誰かにばったり会えるのも、新しい誰かとつながれるのも、どちらも楽しみです。
by rapisblue2 | 2011-12-17 23:51 | お知らせ

価格について思うこと

決まったケーキを作り続けるよりも、毎回違うものを作っていくのが好きなのが、かぼちゃのおうち。
ひとつのことをやり続けることで【確かに積み上がって行くもの】があるのと同じように、色々なことをしてこそ養われる【幅、対応力】があるんだなあ、と最近しみじみ感じているわたしです。

すべてのお誕生日ケーキは、その時の自分にあるものを総動員させて作っています。
【自分にあるもの】というのは、ケーキ作りに関する技術だけではありません。

子どものころ習っていた書道での一発勝負の緊張感、
ずっと好きだった、絵を描くときの没頭する感覚、
かなづちだった自分が泳げるようになったあの感覚、
体操で培ったバランスや軸の感覚、
ヨガの呼吸、
マクロビオティックの考え方、身体感覚、

そして精神的、感情的な部分でも、これまでしてきた仕事にまつわること・・・

など、
ケーキを作っていると、今の自分を形作っている本当にさまざまなものを感じることができて、とても面白いのです。
ふと「あ、この感覚はあの時のあれと同じだ」という感じで再会できたりして。
だから本当に、どんなことも全く全然、無駄なんてないと思っています。


そして今の自分にあるものプラスαで、毎回必ずどこかに、初めてのチャレンジを取り入れています。
単にデザインが違うということではなくて、目に見えない、時間や気持ちの部分だったりもするわけですが、最終的にバランスを整えて、「よし!」となったものを皆様にお渡ししています。



ここから、ちょっとまじめな価格についてのお話。


ホールケーキのお値段のことを聞かれてお答えする時、
「うーん、ちょっと高いなあ・・・」という方と、
「確かに他より高いけど、割に合わないんじゃない、だいじょうぶ?」という方、
反応はさまざまです。

わたしはどちらも「その通り」と思います。


ひとりでかぼちゃのおうちとしてスタートした時、使い慣れた同じ原材料を揃えて使いつつ勤めていたお店よりも低い価格設定にして、より広くたくさんの方に召し上がっていただけたらいいなあと、お気楽に考えていました・・・!
でも、改めて原価計算や、かかる時間のことを考えてみたら、それはできませんでした。
無理に下げたとしたら、継続不可能になってしまいます。

ご参考までに、卒業したお店のこちらをご覧ください。
パティスリーグレイスフルスイーツ(旧 パティスリーシンプルモダンマクロビオティック)
  原材料について


たとえば、粉。

わたしは上記リンク先にもあるムソーさんの薄力粉に惚れ込んでいました。
最初はそれを取り寄せて使いましたが、日常的にMaru。さんのお客様に召し上がっていただくためには厳しすぎて(笑)、それに、このプライドをいったん捨ててみよう!と思い切って、色々な方に聞いてみたりして。今は他社のオーガニック製品を使用しています。探せば、あるものですね。

他の材料もご縁があって、業務価格で仕入れられるものが増えてきました。
とても助かっています。

そこで・・・
Maru。さんで、たくさんのママさんたちにスイーツを召し上がっていただくようになってきたので、ここで改めてお知らせなのですが、Maru。さんのスイーツは、大サービス価格になっています!
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・・・でも恐縮しないでください(笑)。
これは私自身が、喜んで、選んでやっていることです。

日々、少しずつ、色々なスイーツを作る機会をいただいていること、
季節の果物や他のお菓子屋さんの商品をチェックしたいなと思うわくわくした気持ちを持たせていただいていること、
「卵も乳製品もお砂糖も使わないで、こんなふうにできるのー?!」という驚きと喜びの声を聞かせていただけること。
しかも、こんなご近所で。

このスイーツ作りをしていなかったら、お誕生日ケーキのお仕事も、ここまで熱心にできていなかったかもしれません。

Maru。さんの店長丸岡さんと同じで、あの場所で利益を得ようとしていません。
「高いからやめとく」ではなく、「食べてみて、知ってもらうこと」のほうが大切だから。
お世話になっているこの地域に、自分でできることを還元していきたい。
丸岡さんと想いが一緒。それも幸せだなあと思っています。


じゃあ、なぜ
「特別なんですよー」
とあえて押し付けがましくお知らせするかというと、
価格というのは私個人だけのことではなく、世の中にたーくさんある【オーガニック】【手間ひまかけてすべて手作り】のお店の方に影響があると思っているからです。


例えば300円台でおなか満足のランチができてしまうファストフードのお店があります。
クッキー一枚で200円するお店があります。
使っている材料が全く違います。

かぼちゃのおうちは、分類としては後者です。
でもMaru。さんでは特別価格になっています。

わたしと同じような原材料、同じような手間のかかり度でやっているたくさんのお店で、
「あれ?高いなあ」
と感じたとき。

どうぞ、この記事のことを思い出していただけたら嬉しいです。

きっとそのお店は、適正価格です。
きちんと真面目に丁寧に、美味しいものを作っているお店です。

そういう想いと味と価格を知ると、スープ一杯も、クッキー一枚も、パン一切れも、とても大切でありがたいものになります。
食べることって、本来そういうことなのですよね。

精神的ストレスで、大量生産のジャンクフード過食を繰り返した過去のあるわたしですが、この「食」の本来の姿を知ることができたのは、やはり上記のような、真面目に丁寧にやっているお店との出逢いが大きかったです。


なお、かぼちゃのおうちでは、一般の方の受注で作らせていただくホールケーキ等に関しては、値下げはせずに基本の価格をお知らせし、ご納得いただいた上でお作りしています。
お渡しの際には、すべての原材料を記入した用紙をお入れしています。

現時点でクレームをいただいたことはありませんが、その心づもりはいつもあります。
わたしにとっては何台目、であっても、お客様にとってはどれも一度きりのお祝いのケーキ。
悲しい思いになってほしくないですし、もし何かあった時にはご遠慮なくお知らせいただき、できる限りの対応をさせていただきたいと思っています。


すこし長くなりましたが、ちょっと気になっていて、お伝えしたいなと思っていたこと。
やっと、書けました。

いつもご覧いただいてありがとうございます!
by rapisblue2 | 2011-12-17 10:30 | まじめなお話