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気の合う祖母との昼下がり

かけてもかけても、なかなか電話がつながらない祖母とやっとつながって、久しぶりにおしゃべりできた昼下がり。

腰は曲がっているけれど、頭はハッキリ!しっかり!
ひとつひとつにあまり感じ入っていると置いていかれてしまいます(笑)。それに、もう何年も前にやったことや言ったことを覚えていて、「あれどうなった?」なんて聞かれてしまったりしてドギマギ。近況、過去、未来、話題はあっちこっちとんで私の方がついてくの大変なくらいです。

最後はご満悦で「今日はうんと良い日だ!」と明るい声で言ってくれて、とても嬉しかったですね。なかなか会いにはいけていないけれど、いつまでも大事に思ってくれている存在のありがたさが、身にしみました。

昔話でびっくりした話・・・祖母は、若かりし妊婦の時、鯉をたくさん食べさせられていたらしいのです。昔から、おっぱいがたくさん出ると言われている鯉、わたしはまだ食べたことがありません。どんな味がするんでしょう?

そして、赤ちゃんが大きくて苦しいお産の最後の砦の時は・・『お産婆さんにぶどう酒飲まされた』というエピソードも。これは、今じゃ安全上ありえない話ですが、一気に体が緩む作用が働くわけですから、自然の摂理にかなっているんだよねと納得です。
今から60年ほど前に自宅で4人のお産を経験した祖母の話は、もっともっと聞いてみたくなりました。

わたしは祖母に、自分の食生活の話はあまりしたことがありません。
でも、なぜか祖母とは気が合うのです。そして共感で響き合えたとき、おおいに喜び褒めてくれます。

それはたとえば、栄養素云々よりも、季節のものを食べるということ、彩りや微妙な食感を気をつけて料理すること、
自然の摂理に沿った暮らしをするということ、
泥のついた野菜が好きだということ、
食材の保管はプラスチックのタッパーより瓶や琺瑯が好きだということなど。

白いお砂糖のあまーいものが大好きなところと、古いものが捨てられないのは今のわたしとは違うけれど(笑)。

でも、今回話題に上がったお産についても、祖母とは共感し合えました。

「なんでも自然なのがいちばんよ。最近のお産は、すぐに切ったり薬入れたりしてね。そんなことしなくても産まれるのよ。」

という言葉が祖母から出てきたのは意外でしたが。


まだまだ元気でいてほしい。そして、触れたいです。その人生観に。

おばあちゃま、いつも見守ってくれて、ありがとう。
by rapisblue2 | 2014-02-26 15:19

歴史的な大雪で見えてきたこと

山梨や長野の様子が心配です。

先週の雪の日、また翌日は久しぶりに長時間テレビをつけていたのですが、オリンピックのことと首都圏の情報ばかりで、山梨や長野の佐久、埼玉の秩父方面などの大変な現状がテレビで放映されることはありませんでした。

FacebookやTwitter上では、現地の方々が
「どこも通行止め、陸の孤島になってしまった」
「勝沼のぶどうは全滅覚悟」
「家から出られない、建物の崩壊、凍死者も出ている、これだけの災害なのに、なぜテレビで3.11の時みたいに報道しないの?!」

と、助けを求める投稿が多々。私も長野の農家の友人の投稿で初めて、多大な損害が出ている災害であることを知り、ショックでした。

ニュースで、甲府の降雪量は観測史上初、ということは出ていましたが、それがどのくらい大変なことなのかは伝わってこなかったのです。


雪国の大雪とは別物だった

これは私の勝手な思い込みもあって後で大変申し訳ない気持ちになったのですが、「観測史上初といっても、毎年たくさん雪が降るところだろうから、除雪対策もしっかりしているんだろうし東京ほど混乱しないんだろうな」と思っていたのです。正直、そんなに心配していなかったのです。

というのも、若干言い訳になってしまいますが、私自身、思春期の頃に2年間だけ石川県は金沢市、まさに雪国に住んでいました。長野も山梨も、金沢と同じような雪対策があるんだろうなと考えていました。

金沢は毎年の大雪が当たり前で、冬の風物詩『雪吊り』はかの有名な兼六園だけでなく、ご近所さんの庭木でも行われていました。※写真は兼六園HPよりお借りしました
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家々の屋根も、大雪を想定した造りになっているところが多かったです。たくさん雪が降ったら、あちらこちらの道をすぐに除雪車が通ってくれます。そういえば、一晩中雪が降った翌朝、正規の通学路ではなくいつものようにちょっと近道の裏道に行ったら、まだ除雪車が通っておらず・・・当時、身長160センチほどだった私の胸下あたりまで積もっているのを前に、文字通り頭が真っ白になり、「遅刻する!!」と冷や汗かきながら引き返すという経験をしました。しかしあの頃は、雪の日だって『くるぶしソックス』だった私たち・・・信じられません(笑)。

小学校にはスキーで通学する子もいましたし、校庭でソリやスキーも当たり前。
通学路の畑にはいつも馬糞がたくさん積んであって、鼻をつまんで歩いていたのですが、雪が積もるとニオイが薄まるので嬉しかったのを覚えています。

また家族総出で、住んでいたマンションの前を雪かきした時には、父が「端には溝があるから気をつけろよ!」と言った瞬間に本人がズボッ!!と溝に落っこちて、皆で大爆笑したのは懐かしい思い出です。(私の天然ぶりは父譲りかもしれない・・・)

。。。と個人的な思い出話はこのくらいにしておきますが、雪国には雪国なりの、大雪とともに暮らすための公的支援や人々の知恵、心構えなどが当たり前にそこにあるんだなあと学んだ2年間でした。ところが私は、それが長野や山梨にも備わっていると思っていたわけです・・・。とんでもない誤解でした。
80代の方でも「こんなに積もるのは見た事がない」とおっしゃっていたのが物語っているように、積もってもこれまでは50センチ程度だったとか。今回はその倍以上です。



災害時の現状把握にTwitterが活躍

予想以上のことだったのか、国が本格的に動き出したのが遅かったようです。テレビでやらないとなると、こういう時はネット、特にTwittreの情報が一番リアルで早いですね。「自分の家はこんな状態だ」など、写真とともに現地の方々の様子がわかります。『自宅で妊婦さんが産気づいたら』『スーパーの袋で作れるオムツの作り方』『埋まった車を短時間で救出する方法』『面倒でも絶対にお湯で雪をとかそうとしてはいけない』などなど、有益な情報はどんどんリツイートされ、その数が多いとFacebookでもシェアが広がり話題になっていくようです。ただ、たまにデマなども流れることがあるので気をつける必要はあります。間違った情報の拡散は、二次災害につながることもありえますよね。
ちょっとあきれたのは、渋谷のハチ公の隣に雪でつくられたハチ公がいたそうなのですが、それを画像処理して十体以上いるように見せた写真が「造った人すごいすごい」と出回っていたこと・・・。まあこのくらいなら可愛いものですが(苦笑)。東京は平和なものです。

ところで私は、オリンピックフィギュア男子の試合から終了後の選手たちのインタビューまでをリアルで観ていた一人ですが、その後のニュースで、局側の都合のいいようにインタビューの内容操作が行われたのを目の当たりにして、こういうことか・・・とがっかりしました。テレビは信用ならない、と一言で片付けるのは危険かと思いますが、選手たちの言わんとしていることをばっさりカットして、印象が良い当たり障りのない言葉だけ紹介しているなあという印象。
これを見て、先の選挙も今回の大雪での国の動きも、やはりテレビだけ見ていては知らないうちに情報操作されてしまうんだなあと、身が引き締まる思いでした。


家にあるものでなんとかする

一人暮らしの高齢者の方などは、家から出られないままで灯油や食糧が切れてしまったら、命にかかわります。外に出られたとしても、物流が滞っているためお店にも物が少ない状態だそうです。予定日の近い妊婦さんや、ご病気の方、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭も不安でいっぱいだと思います。首都圏は首都圏で確かに大変な思いをしていますが、また今週も降るからと、ネット通販で雪かきグッズを頼んだりは避けたいところ。こんな状況では配達も大変です。もちろん我が家も、できれば欲しいところですが・・・いざとなったら、ちり取り、ガムテープで補強した段ボール、フライパン、バケツ、お風呂のフタ・・・家にあるものでなんとかしたいですね。

また、びっくりしたのは首都圏での買い占め行動です。中には、消費者を不安にさせまとめ買いををあおるような案内をしたお店もあったとか・・・。言葉になりません。
塩、醤油、お味噌といった基本的な調味料、漬け物、お米、小麦粉、米粉、片栗粉あたり、そして乾物がいくらかあれば、なんとかなる。また、豆乳なら、開封前は常温保存でOKなので備蓄しておけます。こういう時、お肉や魚、卵や乳製品がなくても、そこそこおいしいものを作る知恵を持っていると、すごく役立つんですよ!!これは非常時、まさに『生きる力』に直結します。アレルギーや菜食に関心がない方にも、心からおすすめしたいです。書店やネットで、レシピはいくらでも手に入ります。

ちなみに、大手スーパーなどは空の棚が目立つという声を聞きましたが、私がいつもお世話になっている自然食品店は、ほぼいつも通りの豊富な品揃えでした。不思議です。取り扱う商品や業者の違い、客層の違い・・・? 考えさせられる現状でした。
もちろん、育ち盛り食べ盛りのお子さんがいるご家庭と、夫婦ふたり暮らしの我が家とでは、同じ雪でも緊急事態のレベルは違います。自分のことだけでなくいろいろなことを想像し、支援できるようアンテナを張っていたいと思います。

私が住んでいるマンションは防災対策がすばらしいのが自慢なのですが、一世帯ずつ、どんな人が住んでいるのかアンケートをとられたことがあります。年齢や学校、職場についてはもちろん、「何ができるか」を書く欄がありました。私は保育士であることと、上記のような対応料理に慣れていること等を記入しました。ちなみに、砂糖やみりんはなくてもそんなに問題ありません。人は塩気が足りないと生きていけない。そういう意味でも、自宅に仕込んだ味噌や梅干しの壷があるというのは安心ですね。

交通も麻痺していて、大変な思いをしている方々に直接何もできないのが悔しいですが、こういう時こそ、今日出して明日届くというサービスが実は当たり前でないことに思いをはせ、無駄な消費行動を控え、少しでも心に余裕があるときは、今大変な思いをされている方々、その支援に身を投じている方々に気持ちを寄せたいものですね。
by rapisblue2 | 2014-02-17 19:02

夜の雪かきで感じた幸せ〜幸福度アップのすすめ〜

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朝から降り続く雪を見ながら一日こもっていたのですが、
マンション内に各家庭の夕飯の匂いがしてきた頃から、なんだかむずむずしてきて外に出ました。
けっこうな吹雪だったので、いったん戻って完全装備してから、マンション前の雪かき。
どんどん積もるけれどすごーくふわふわなので、するする、ぱさぱさ、楽ちん。夜も降り続けると聞いたので、今のうちに少しでも。
そして、駅からずーっと上り坂を帰ってくる人たちが、最後のこの道だけでも歩きやすいように。そんなこと考えながら、熱中していました。

帰宅するマンション住人の方々が、おつかれさまー、ありがとうございます、などと声をかけてくれ、私も、こんばんは、おかえりなさい、とにっこり。すがすがしい。

そして、

「いやー、都内は全然だったから帰ってきてびっくりですよ、ここは積もりますね〜」
「電車は、遅れてはいるけど一応動いてました、まあ時間かかって、大変でしたわ」

などなど教えて下さって、挨拶だけでなく会話になります。

お母さんと一緒に、好きな子にバレンタインチョコを渡しに行く女の子もいました。

ほんの一時間半くらいマンション前にいるだけでこんなにいろんな人と会ってお話できるんだなあと、なんだか嬉しかったと同時に、いつもお世話になっているマンションの管理人さんのことを思い出しました。



・・・・・・


行ってらっしゃいませ!おかえりなさいませ!こんにちは!と気持ちの良い挨拶を欠かさず、いつもマンション内外をきれいにお掃除してくださっている管理人さん(女性)がいます。
決して楽なお仕事ではなく、ゴミ捨て場の整理はじめ力仕事も多いはずなのですが、その一つ一つがとても丁寧で、愛情のようなものを感じさせるのです。

管理費を払っているのだからやってもらって当たり前だよね、ではなくて、本当にありがたいなあと思わせてくれる、いつも朗らかで、お帰りになったあとにまで存在感を感じさせる方なんですよね。

子どもたちからも人気があり、笑顔で積極的に住人とコミュニケーションをとっている彼女。

この仕事についた経緯だったり、プライベートなことほとんど知らないのですが、実は身近でかなり尊敬している方の一人です。感謝を述べると、いえいえ仕事ですから、当たり前のことです、と謙遜されますが、私たち住人が期待するお仕事以上のことをしてくださっていることは間違いありません。

今日私が行動できたのも、日々大切なことをしてもらい続けているという感覚があったことと、せっせと頑張っている彼女の姿が頭のどこかに刻まれていて、ふいに私の気持ちを湧き上がらせてくれたからかなあなんて、ふと思いました。



・・・・・・

こういうふうに人を思い出す時って、その豊かな表情だったり…静止画でなく、大抵は映像で思い出しますよね。

ネットだけで繋がっている友達が沢山いるのも、何も珍しくない世の中ですが、やはり静止画やFacebookの投稿内容などしか思い出せない関係は、よほど印象が薄いか、そもそも会ったことがないかだと思います。
それが悪いということではありません。

印象が薄くても、お互いにいつか必ず再会したいと願いあっていれば、それはきちんと叶って、その後相手のことはとても豊かな映像に塗り替えられるでしょう。
会ったことがなくても、やはりどちらかが会いに行けば同じことになります。

ネットよりリアルがいいのはわかりきったことというか、議論するまでもなく人間の本質的な欲求だと思うのです。満たされ方が違います。

でもネットがあるおかげで、会うはずのなかった人とご縁ができるという、まったく新しい世界の広がり方を体験することができるのも確かですよね。そして、それをいかにリアルにしていくかで人間関係に差が出てくるのだと思います。

ご縁とはつくるのではなく育てるもの、という言葉を、数年前に知りました。
本当にその通りですね。



・・・・・・

…さて、二時間近く外にいたでしょうか。しっかり着込んで動きつづけていたので寒さは感じませんでしたが、そろそろ疲れてきました。と思ったら、坂の下に見覚えのある姿が!

千葉方面から乗り換えを繰り返し、新百合ヶ丘駅から坂を登ってやっとのことで帰ってきた夫は、

「おかえりなさい!」

と声をかけた私を最初は妻だと気づかなかったようです。ブクブクに重ね着して、フードも深々かぶっていたので無理もありません(笑)。

彼も仕事柄かなり冷え切っていたはずですが、

「このへん全部やったの?!がんばったねえ!」

と私の仕事ぶりを労い、先にお風呂に入らせてくれました。熱いお湯に浸かった瞬間は思わず、はああああ〜っと大きなため息。マンション前は、明日の朝が少しはマシなはず。やってよかった!

今年はバレンタインのプレゼント、何も用意できませんでしたが、手分けして夕飯の支度をし、美味しいスープとパスタで芯から暖まり、幸せな夜でした。

色々あって引きこもりがちな今日この頃、だらだらと過ごし時間を無駄にしたりすることもありますし、葛藤も感じます。
でも、それがずーっと続くわけじゃない。そう思えることが、自分を楽にさせてくれます。

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世界各国数々の映画祭で受賞しているドキュメンタリー映画『happy〜幸せを探すあなたへ』によれば、地域社会に生きているという実感を持つことは、幸福度を高めることに直結するそうです。最後に、同映画のパンフレットから、関連する言葉をご紹介します。


「自分の可能性を追求して能力を伸ばすこと、友人や愛する仲間と親密な関係を築くこと、そしてコミュニティに貢献することです」
ノックス大学心理学教授ティム・キャサー博士

「日常の中に何らかの変化を取り入れることが重要です。人生のスパイスですね」
「親切な行為を行うことが幸福度を向上させる最も効果的な方法だと考えられます」

カリフォルニア大学心理学教授 ソニア・リュボミアスキー博士

「他の人とつながることで喜びは生まれます。愛することを教えるのが教育の核心です」
コメディアン/教育者 マイケル・プリチャード


なんと3月に、渋谷のアップリンクで再上映が決まったそうですね!まだの方はぜひご覧になってみてくださいね。昨年12月よりDVDも販売中です。
by rapisblue2 | 2014-02-14 21:43

説明がいらないこともある

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こういうものを久しぶりに作りました。形はワッフルですが、米粉、コーンミール、人参ジュース、豆乳、菜種油、りんご酵母液、レーズン、ベーキングパウダー、塩、という、相変わらず「あるもので適当に」のおやつ。外カリッとサクッと、中はふんわりな仕上がりでした。

夫はメープルシロップをかけて。甘いのがすっかり苦手になってしまった私は、このままで。コーンミールがきいていて、どこか懐かしい。たまに出てくる柔らかいレーズンにキュンとしました。



ここ最近、数え切れないほどのありがたいことがありました。

以前にオーダーメイドケーキを作らせていただいた方から、久しぶりにご連絡をいただいたり。

昨年ご友人がオーダーされたケーキを見て、来年の誕生日には絶対にお願いしようと思っていた…というメールをいただいたり。
(これは、感激と同時にとても心苦しかったのですが、事情をご説明してご理解いただくことができました。本当にありがとうございました。)

そして、カフェキラキラでも、プライベートでも、本当に色々、山のように。

特にスペシャルな気持ちにさせてくれるのは、年明けからぱらぱらと、米国で入っていた保育室の子どもたちから届く、かわいいお手紙や写真。

それらを眺めて、どうしてるかな。会いたいな。と想いを馳せる。それがこんなに、今日の力になるものなのかと。

彼らは生まれてたったの三年、四年。できることはまだ少ない。でも人の心を動かすのに、できるかできないかは、究極は全然関係なかったりします。
現に夫も私も、三ヶ月関わった彼らの写真を見るだけで、「愛おしい」と感じることができるのです。
愛おしいって、なんて幸せな気持ちなんでしょうね。


…もう、周りの人たちへの感謝は言い尽くせないですし、
あとは、生きてること、というか、自分の存在そのものが有難いことであって。

私がこれからしたいのは、それを還していくことばかりです。



ところで、最近心に残った言葉をご紹介しますね。


「楽しそうな、甘やかされていない三歳児を育てることは、利発な三歳児を育てることよりずっと難しい」


…うーん、なんと絶妙な言い方。これはとてもハイレベルな表現だと思いました。わかるようなわからないような、でも、たぶん、なんとなくわかるような気がする…けど、たぶんその「わかる」は、きっとものすごく浅いのでしょう。

バートン・ホワイトという教育心理学者の言葉だそうです。こういう奥深い言葉には、とても惹かれるものがあります。これから先、もしかしたら、様々な場面で思い出す言葉になるかもしれません。今より、わかる自分になりたいです。

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いただきものの文旦を、夫に剥いてもらうという贅沢。
この美しい細胞ひとつひとつを、一口でほおばるという贅沢。


幸せの種を見つけるのは得意分野かもしれません。比較対象はというと、五年前の自分。

…これをまた五年後も十年後も、その先も。ずっと言いつづけられる人が増えたら、とても素敵な世の中になると信じているんです。

素敵な世の中って、なんだか抽象的な言い方をしていますが…、
今は説明しないことにします。

イメージすること。
そして、イメージしていたら気持ちまで、そうなっちゃう!ということの楽しさを分かち合う人が、全ての人の心のそばに居てくれますように。
by rapisblue2 | 2014-02-12 22:38

ちょっと生意気かもしれないけれど、育児相談サイトを読んで思ったこと

今更なのですが、ネット上で保護者からの育児相談例をいろいろ見ていると、「○歳○ヶ月の男の子のママです」って自己紹介する方が多いことに、けっこう違和感を覚えました。

なんかこう…
たまひよ的だなーという感想。

意外と、大きな違いのような気がしたのです。
自分のこと、
〜のママです、というのか
〜の母です、なのか、
〜の娘(息子)がいます、なのか。

たぶんネット上で皆そう書いてるから…と、特に考えずにという人もいるでしょうし、面白がってあえて、という人もいるでしょうし、他の背景もあるでしょう。勿論何が正しいとかではないけれども、いわゆるたまひよ文化みたいなものは確実に存在しているのだなあと。

個人的には、そこに【心ごと】入るか入らないかで微妙に人生が違ってくる気がするので、いつか子育てをするステージが来たとしても、自分で舵取りしたい身としては冷静にいきたいところです(笑)。

※夫が中古で購入してきた絵本。わたしも以前に読んだことがあって。大人も、みんな、こういうふうに言い合えたらいいなあと思うし、みんな、言われたいんじゃないかな。
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ところで、質問内容でいちばん印象的だったのは、一歳のお子さんの子育て相談。


普段は毎日公園に行くようにしているけれど、時には買い物だけで終わらせたい時もある。でも子どもの育ちのためには、買い物に行くだけではよくないのではないか、それよりも、ネットスーパーにして家で遊んであげたほうがよいのではないかと、いつも葛藤している。買い物だけでも子どもには良い事ですか?

というもの。


…この方の日々の苦しさを思うと、とても切なくなってしまいました。

いいんだよー、自然体で…。
パチンコに連れて行くわけじゃあるまいし、悪いことなんてない。お母さんの当たり前の暮らしのそばに、お子さんがいる。気持ちいいと思うことしていれば、それで充分。

24時間子どものためだけに尽くす。

それは、自己犠牲を心底幸福だと言い切れる、つまり、そもそも自己犠牲とすら思わない人でなければ、そうそうできることではないと思うのです。


上記のようなことで真剣に悩んでいる人がいて、しかもネットで顔もわからない知らない人たちに相談している。近くに、あのさあ〜って聞ける人がいない。

けっこうショッキングでした。


自分だったら、どう考える?

自分が相談されたら、なんて言うだろう?

しみじみ考えさせられた出来事でした。


それから、これらの相談サイトを客観的に見ていて思うのは、子どものことを相談しているようで、
実はもっと根の深い、ママとして以前の不安や寂しさだったり、虚栄心だったりが見え隠れしているようなものが少なくない…ということでした。

これは、育児相談に限ったことではなさそうです。


取り乱して、

もう、わかんない!どうしたらいいんだろう!
悲しい…切ない…
ねえ、聴いてくれる?

聴いて、こんな嬉しいことがあったの!!

…そうやって、温もりのあるリアルな対人関係の中で母親が人に相談したり、報告したりしながら色んな感情を共有する、人間くさい姿こそ、子どもにどんどん見せたらいい。
子どもの人格否定になるような言葉や内容だけ、気をつけてあげれば、ね。

愚痴も、言いようだと思うんです。
一切言わないか、垂れ流しかの二択ではないはず。


わたしは、そう思っています。
by rapisblue2 | 2014-02-05 18:52

アスファルトがビスケットに見えた日

なんだか、美味しそうで。
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きのうは新月だったのですね。
物事のはじまりの日。

一日たってから、
ああ本当にそういう日だったし、今日もその流れをするするとすべっているような、そんな日だったなと、振り返っているところです。

ちょっとカタい記事が続き、このまま突っ走ろうかという勢いもあったのですが(笑)、ちょっとペースを落として内容もたまにはゆるいのを…と、ブログを開きました。

その原動力になったのは、今週のカフェ勤務の時に、突然お客様から
「(アメリカから)お帰りになられたんですね」「ブログ、読ませていただいています」「いつかケーキお願いしようと思っていました」と、お声をかけていただいたこと。

ケーキのオーダー製作をやめたこともあり、帰国後カフェキラキラでの勤務時は、かぼちゃのおうちのことは自分でもほとんど頭にありません。突然の告白に固まる私…(笑)。
私の知らないところでリピートして読みに来てくださっている方がいらっしゃるなんて、本当にびっくりしました。そして、後からじわじわと、

ありがたい…

書いてきてよかった…

という思いに。

そうなるまで時間がかかり、お客様には
即喜びを表現できなくて、申し訳なかったです!

この場を借りて、心から、お礼を申し上げます。
お声がけくださって、本当にありがとうございました。





先週、先々週は、身体的にも精神的にも、ちょっとだけ無理をしました。

でも、その甲斐があったなあと思います。誕生日を迎える今月は、色々思うところあり普段の60%くらいのエネルギーで暮らし、引きこもる予定にしているので(笑)その分やりたかったこと、会いたかった人との約束などをやり切り、未練なく2月を迎えられています。
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お誘いを受け、たいらじょうさんの人形劇毛皮のマリーを観に、横須賀へ。終演と同時に余りある衝撃と湧き上がる愛。しばらく言葉になりませんでした。立てませんでした。
私は、演劇など舞台表現の類を、関係者でないわりにはけっこう観ているほうだと思っているのですが、こんな気持ちにさせられた公演は生まれて初めてでした。チカラをこめて、声を大にして、オススメしたいです。乳児向けから、今回のようなR15指定のものまで…多彩なバリエーションで全国行脚されている、たいらじょうさん。尊敬します。
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高校時代からの友人が女優をつとめる山の手事情社の公演ドン・ジュアンを観に、池袋へ。
この劇団、ずっと応援していますが、はじめて観た時に比べて、私自身がかなり楽しめるようになったと、今回気づきました。
独特な芸風の劇団なのですが、海外で高評価を得ています。見続けるうちに、ついに私もクセになってしまったようです。いやー、面白かった。そして、友人の活躍をこうして定期的に観られるということの嬉しさ。これからも、応援させてね。
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友人夫妻のお店ポレポレなぎの森で、大切な友人の誕生日会。30代らしい、つくりこまない緩いサプライズに、みんなニコニコ笑顔でした。出会いが広がっていくことは、支え合う温もりの厚みが増していくこと、今日という日が豊かになること。
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百合丘カフェたまりさんの、まるごと人参のトマト煮込み定食。スーッと切れる、柔らかい人参。二本も?!…これが心配無用、ペロリと食べられちゃいました。ベーシックはパスタだそうですが、ごはんにしていただきました。ここでも、ひょんなことから、不思議なご縁がつながるつながる。

「なんか気になる」っていうことは、やっぱり無視せずに、気にしてあげるといいんだなあ…と思わされる出来事でした。
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ずっと前から欲しかったアンティークのポット。ついに我が家にやってきました。この冬からリビングの円卓に居座り、大活躍しています。
このポットからのお茶を飲みながら、夫も交え、保育士なかま四人で密なおしゃべり。
子ども(人の成長)についての話をしているときって、とても楽しいし幸せです。

保育って本当にさまざま。
便利、楽しい、(表面上は)保育内容充実!そんなサービスが目白押しで一般的なお母さんたちには大人気の保育施設も、保育関係者の間では賛同者が少ないというのは、実はすごくよくあることで…。
良い悪いではないんです。みんな情熱的なのは同じ。ただ、その情熱の方向とか表現の仕方…もっとカンタンに言えば、こども観にかなりの差があります。

だから、色んな想いを抱きます。
見えてくるギャップに、うーんとうなりながらも、この日話した仲間には共通の「信じていること」があると改めて感じることができて、なんだかそれだけで、心底ほっとしたのでした。

一生磨きあっていきたいなあ、と思える人たちがいること。
本当に恵まれていると思います。

そして、結婚おめでとう!!
ご懐妊、おめでとう!!






年が明けたら会いましょう!とお約束していたものの、まだご連絡できていない方もいらして恐縮なのですが…
お約束したことは、忘れていません。

申し訳ありませんが、事情によりすこし延期させていただいて…できれば春の訪れとともに、お会いできたら嬉しいです。
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早朝、地元スーパーの屋上の駐車場。朝日が昇ってきたとき。この少し後、カラスが一羽、カア!と鳴いたら、その口ばしから真っ白な息が勢いよく出るのが見えました。カラス、意外にもかなりの肺活量で、ちょっと感動してしまいました。




さあ、2月。

本格的な寒さは、これからでしょうか。
様々な病気の集団感染が話題になっていますが、除菌除菌しすぎず、良い菌を味方にしながら、冬を乗り切りたいですね!




※今日の記事は、お店などのリンク貼りを怠りましたことをお許しください。
by rapisblue2 | 2014-02-01 17:03